●ちあきなおみ VIRTUAL CONCERT 2003 朝日のあたる家 |ちあきなおみ
ちあきなおみ VIRTUAL CONCERT 2003 朝日のあたる家
ちあきなおみ
テイチクエンタテインメント
発売日 2003-04-23
一度は行ってみたかったコンサート、こうして再現! 2007-02-08
小さいときからよく知っていた歌手だけど、
40近くなって聞いてみると、なんと巧い、奥のある歌を歌う人だと驚いた。
どうしてもう人前では歌ってくださらないのか、残念でならない。
コンサートらしく、色々な系統の歌が織り交ぜてあって、
それぞれに舌を巻くほど巧く、飽きることもなく時間は過ぎる。
その中でも私の一番好きなのは「アコーディオン弾き」。
有名なシャンソンではあるが、この録音はこのCDが発出らしい。
歌の巧さに芸の巧さが加わり、さながら一つの小さなお芝居のようだ。
何度聞いても胸が打たれ、目頭が熱くなってしまう。
「伝わりますか」もすごく好きだ。こんなに音域が広い曲なのに、
苦しいそぶりを何一つ見せず、なんとも軽々と、しかも味わい深く歌い上げる。
同じASKAの曲でも「イマージュ」より、こちらの方が数段できがよいと思う。
「祭りの花を買いに行く」や「紅い花」の穏やかな曲調もよく合っているし、
ライブ録音「酒と泪と男と女」や「朝日のあたる家(朝日楼)」も、
ライブ録音特有の荒削りの感じがまた深みを添えている。
懐かしい「喝采」も、あたらしいアレンジでしっとりと歌い上げている。
拍手の音が作為的で、なんども聞いていると邪魔になってくるのが唯一の難点だが、
本当によくできたアルバムだと思う。
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